About G4A Tokyo Dealmaker 2020
G4A Tokyo Dealmaker 2020
現在募集中の課題はありません。
第7回課題について
- バイエル薬品とのコラボレーションを通してヘルスケアにおけるニーズを解決する
- バイエル薬品とのビジネスチャンスを探索する
- スタートアップ企業のアイディアやツールの開発を支援する
- ヘルスケア市場におけるネットワーク構築およびプロモーション
チャレンジ課題
オンコロジー領域
課題 | 詳細 |
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バイエルの有する放射性医薬品・抗悪性腫瘍剤における医療連携と導入タイミングの意思疎通 |
去勢抵抗性前立腺がんは男性ホルモンの分泌を抑える治療(手術療法やホルモン療法)を実施しても病状が悪化する前立腺がんをいいます。前立腺がんは、進行すると骨に転移しやすく、去勢抵抗性前立腺がんにおいては、およそ80%もの高い頻度で骨転移が起こることが知られています。 バイエルの有する放射性医薬品・抗悪性腫瘍剤は骨転移を有する症候性の去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)の治療薬として2016年より使用されていますが、治療選択肢が増えた現在、本薬剤を用いた治療をどの様な患者にどのタイミングで開始するかは、臨床現場における課題の一つと言えます。
これらの課題を解決し、医療機関の診療科間、そして医療機関間の意思疎通をより円滑にすることは、本薬剤の治療効果を最大化し患者の病気の進行や症状を抑えることに貢献します。これら課題を解決するソリューションを募集します。 |
循環器・腎臓領域
課題 | 詳細 |
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慢性腎臓病の診断および進行モニタリング |
慢性腎臓病(CKD)は腎障害や腎機能の低下が持続する疾患です。CKDの診断および進行をモニタリングする確立された臨床指標として推算糸球体濾過量(eGFR)が知られていますが、血清クレアチニン値、年齢、性別から推算されるeGFRは患者さんの体格や筋肉量、運動負荷等によって測定毎に数値が変動するため、腎機能が正確に反映されない場合があります。例えば痩せた高齢者では筋肉量が少ないためeGFRが高く推算されることがあり、また、CKD早期でのeGFRスロープは穏やかであるため、適切なタイミングでCKD病期ステージの診断がなされていないケースが散見されます。上記理由や測定の簡便さなどから、かかりつけ医では別の臨床指標である血清クレアチニンを使用している医師も多く存在します。しかしながら、血清クレアチニンにおいても、CKD病期ステージを診断・モニタリングする感度は高くなく、CKDの診断や専門医への紹介が遅れるケースがあり、患者さんが最適な治療タイミングを逃すことが課題となっています。さらに、現在の一般的なCKDに対する治療は、eGFR値そのものを改善させることではなく、eGFRの低下速度を可能な限り緩やかにすることを目標にしているため、CKD患者さんは治療による改善を感じにくく、積極的な治療への参加の障壁となっています。治療アドヒアランスの向上を考えるとCKDの治療によって改善するモニタリング臨床指標の開発が望まれます。 また、尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)は、早期のCKDを診断する有効な臨床指標として、eGFRとともに臨床現場で広く汎用されています。しかしながら、特にかかりつけ医では、尿の採取が必要であるため、血液検査に比べUACRの測定頻度は、それほど高くありません。また、UACRの変化を末期腎不全に代わるサロゲートエンドポイント(治療行為の有効性を短期間で示すための評価項目。代用評価項目。)として一般的に使用するためのエビデンスは、現時点では十分ではないと考えられており、CKD病期ステージのモニタリングにUACRは適していない可能性があります。最近ではアルブミン尿が正常であるにも関わらず、腎機能が低下している症例も少なくなく、UACRとeGFRという古典的な2つの指標のみでは病勢進行のリスクを評価するには限界があると考えられます。 以上のことより多くのCKD患者さんはかかりつけ医から腎臓専門医へ紹介される適正なタイミングを逸している可能性があります。
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研究開発(薬事)
課題 | 詳細 |
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医薬品の規格及び試験方法の比較 |
医薬品の品質を確保するため、原薬や製剤、添加剤などの品質は、それぞれ確立され、承認された規格及び試験方法(TS: Testing Standard)により管理されています。新薬の開発申請においては、新規の原薬等にはあらたにTSを設定する必要があります。
参考資料: - エチニルエストラジオールの日本薬局方(JP)公定書および米国薬局方(USP)公定書 |
プレゼンテーション資料の構築効率化 |
新薬の世界同時申請・承認に向けた最適な薬事戦略を立案するためには、各国の規制要件等を理解する必要があります。各国の薬事の担当者は、グローバルの会議のなかで、それぞれの規制要件等を説明し、共通点、相違点を議論して、戦略をたてます。
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募集説明会(ウェビナー)
- ※ 募集説明会にご参加いただかなくてもご応募いただくことが可能です。
- ※ 募集説明会の内容については予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください。
応募・選考プロセス
- 1. 応募登録(ウェブ応募)
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2020年6月1日~6月30日(1次〆切)/ 7月31日(2次〆切)/ 8月31日(最終〆切)
応募フォームに、タイトル、課題への取り組みやご提案するソリューションなど、必要事項を入力し応募してください。PDF資料を添付ししていただくことも可能です。
応募頂いた提案は最終〆切を待たず、順次書類選考のプロセスに移ります。1次、2次、最終〆切をそれぞれ設けていますが、早めのご応募を推奨しております。※最終〆切は8月31日に延期されました。
- 2. 書類選考
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2020年6月~9月
応募内容を確認し、Matching Meetingへお招きする候補企業を選考します。
書類選考は応募最終〆切を待たず順次開始します。
書類選考の結果は、すべての応募者に通知されます。
- 3. Matching Meeting
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2020年7月~11月
選出されたイノベーターは、弊社の各課題責任者と直接コラボレーションの機会を議論する会議にご参加いただきます。
今後のコラボレーションについて双方の同意が得られた場合、覚書を締結します。
- 4. Signing Day
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2020年11月下旬(詳細は決まり次第お知らせします)
今後のコラボレーションについて覚書を締結した企業を、東京で行われる”Signing Day”にご招待いたします。
コラボレーション内容の対外的な公表や参加者間の交流会などを予定しています。
- ※ 詳細は応募規約をご確認ください。
特典
応募規約
1.応募資格
- 日本国内に活動拠点をおくスタートアップもしくは企業であること。
- 書類選考を通過した場合、"Matching Meeting"に参加できること。
2.応募に関しての注意事項
-本チャレンジへの応募は無料ですが、交通費・宿泊費等応募に関する費用は応募者の負担とさせていただきます。
- 応募は本サイトの応募フォームからのみ受け付けます。
-応募時の記入内容に不備がある場合や、連絡先が不明などの場合は、応募が無効となりますのでご注意ください。
-提出物は、応募期間中に提出された場合にのみ受付けます。応募最終締切後に提出された場合は応募を無効とさせていただく場合があります。
-応募者は、提出物の送信を自己の責任の下に行うものとします。第三者が送信したと思われる場合は応募が無効となります。弊社は、第三者が著作権を持つ画像や素材、または提出物に含まれる第三者秘密情報の使用については責任を負いません。
-応募者は、当チャレンジ運営事務局の運営方法にしたがうものとします。また、運営方法(本応募規約を含む)は事前に予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。
- 公序良俗または法令等に違反し、またはおそれのある場合
- 第三者の権利を侵害していると判断される場合
- 応募内容に虚偽があると判明した場合
- 応募者が本規約に違反した場合
- その他、弊社が本チャレンジの趣旨に照らし不適切と判断した場合
3.応募期間および手順
4.選考基準
- 独創性
- 実現可能性
- インパクト
- 妥当性
- 関連スキルと専門知識
- プレゼンテーション品質