History
過去の活動
2019.12.04
第6回G4A Tokyo Dealmaker 2019「Signing Day」イベントを開催。本プログラムを通して6社と今後のコラボレーションについて合意しました。
10月28日、東京大手町にてG4A Tokyo Dealmaker 2019「Signing Day」を開催しました。
今回で第6回目となるG4A Tokyoでは、昨年に続きバイエル薬品の各部署で実際に抱えるビジネス課題に対して、デジタル技術を有する企業より解決策を募集し、将来のコラボレーションを見据えたマッチングプログラムG4A Tokyo Dealmaker 2019を開催しました。「Signing Day」では本プログラムで合意に至った企業とコラボレーション内容について公表しました。
イベント概要
名称 | 第6回G4A Tokyo Dealmaker 2019–Signing Day– |
---|---|
主催 | バイエル薬品株式会社 |
日時 | 2019年10月28日(月)15:30~19:00 |
会場 | fabbit Global Gateway “Otemachi”(東京大手町) |
プログラム |
開会挨拶・G4A Tokyo Dealmaker総括
コラボレーション企業によるプレゼンテーション
ゲストプレゼンテーション
パネルディスカッション
交流会・ネットワーキング |
初めに、バイエル薬品オープンイノベーションセンターセンター長の高橋俊一から開会の挨拶を行い「これまで2回開催されたG4A Tokyo Dealmakerプログラムにおいて、バイエルの持つ製薬企業のノウハウとパートナー企業の持つデジタル技術を組み合わせ、Co-Creation(コ・クリエーション)を通した価値創出が最も大事である」と改めて強調しました。
Dealmaker 2019プログラムでは、20社を超える企業より応募があり、複数回のマッチングミーティングを経て、計6社と今後のコラボレーションに向けた合意が得られました(以下)。
※10/28時点での合意企業。複数企業が引き続き協議中。
研究開発
企業 | 概要 |
---|---|
株式会社スズケン | 低重量保冷庫を用いた治験薬の温度管理及び輸送方法の検討 |
シミックヘルスケア株式会社 | 電子お薬手帳を活用した治験薬服薬支援及びモニタリング |
株式会社Pros Cons | AIを用いた製剤設計プロセス効率化ツールの共同開発 |
株式会社ディビイ | データ活用・解析基盤を活用した製剤設計プロセスの効率化 |
株式会社CACクロア | Wordアドオンを活用した申請文書の自動作成支援ツールの共同開発 |
ラジオロジー(画像診断)
企業 | 概要 |
---|---|
株式会社ハカルス | AIを用いたMRI画像診断支援ツール |
続いてのセッションでは、Dealmaker 2018, 2019プログラムでそれぞれコラボレーションの合意に至った株式会社Buzzreach猪川氏、株式会社ハカルス藤原氏をお招きし、具体的なコラボレーション内容についてお話しいただきました。
そして、新生キャピタルパートナーズ株式会社栗原氏より「デジタルヘルスを俯瞰して-展望と課題-」と題して、ベンチャーキャピタルの視点からデジタルヘルスのトレンドや事例をご紹介いただきました。
また、「デジタルヘルスにおけるオープンイノベーションへの期待」をテーマとしたパネルディスカッションでは、ハカルス藤原氏、新生キャピタルパートナーズ栗原氏に加え、バイエル薬品株式会社研究開発本部本部長の梶川麻里子が、それぞれの立場から製薬会社xベンチャー企業のコラボレーションについて意見を交わしました。
イベント終了後には交流会が行われ、参加者とバイエル薬品担当者の間で積極的なコミュニケーションが行われました。
写真提供©︎2019 eiicon